新潟ワインコースト

新潟ワインコーストの歩み
新潟市街地から南西方向に車で約30分、日本海に沿ってのびやかに横たわる角田山の麓に、見渡す限りの広大なぶどう畑が広がる一帯があります。

現在、このエリアはカーブドッチという名で、今では年間30万人以上が訪れ、もはや人気スポットというより一つの小さな街と言った方がいいような場所になっているのですが、この一帯にカーブドッチの前進である(株)欧州ぶどう栽培研究所が初めてワインぶどうの木が植えたのが、今から30年ほど前の1992年のこと。

当時は、スイカ畑の轍のある道を進み(道もガタガタだったと記憶している)、ワイナリーに辿り着く人は一日数組だけだったと聞くがなんだか信じられない。

国産生ぶどう100%、かつ欧州系のワイン専用種100%のワインを造る」という、当時では考えられなかった目標を掲げ、更にワイン未開のこの地を世界に誇るワイン産地とするという大きな挑戦を秘めたスタートだったといいます。

新潟ワインコースト

新潟ワインコーストの始まり
転機が訪れたのは2005年。カーブドッチの目標に賛同し(現)フェルミエの本多孝氏がカーブドッチに修行に訪れ、その後2006年に2軒目のワイナリーであるフェルミエがオープン。2009年にドメーヌ・ショオがオープンし、現在ではこの土地に惹かれて集まったワイナリーは5軒になっています。


可能性を秘めた様々な品種栽培にチャレンジする醸造家
新潟ワインコーストの足がかりを作ったカーブドッチワイナリーは、「ワイナリーにとって最も重要なことは”土地にあったぶどう品種”を見つけること。その品種さえ見つかれば”容易に・質の高いワインが・安定的”に造れる」と言います。

新潟ワインコースト

そのため、創業から40種以上、”土地にあったぶどう品種”探しのチャレンジで現在でも19種のぶどうが植わっているとのことですが、醸造家も可能性を秘めた様々な品種栽培にチャレンジしているそうです。世界に誇るワイン産地にする目標にチャレンジして出来たワインを楽しめるのも新潟ワインコーストワインの醍醐味ですね。


新潟ワインコースト 醸造家紹介


新潟ワインコースト

・カーブドッチワイナリー
品種の個性を素直に表現することと、土壌のニュアンスを感じてもらえる事を再優先しています。砂に水が吸い込まれるように、抵抗なく体に染み込む優しいワイン造りを目指しています。

・フェルミエ
砂質土壌らしい「エレガントな香りのアタックと長い余韻、繊細で優しい味ながらも旨味に溢れ、目が詰まっている」ワイン造りを目指しています。

・ドメーヌ・ショオ
土から考えてシンプルなワイン造りを目指し、「1人1本飲めるワイン」を絶対的コンセプトとしています。大事にしていることは、「自然に醸造する」ということ。葡萄を一番に考え、あるがままの流れにまかせてワインになるまでの経過を見守るというスタンスです。葡萄の長所を伸ばす手伝いという造りを意識し、あまりワインをいじらないということに気を使っています。

・カンティーナ・ジーオセット
ワイン造りのポリシーは、ワイン単独でのバランスを意識せず、料理や食材との相性を考えて醸造にあたることです。これまでの人生で出会った数多くのイタリアワインのように、コルクを開けた時に「んっ!」と思っても、料理を食べ進めるうちにどんどんワインの魅力が花開きワインも食事も進む楽しさ。こんな体験を多くの人たちにも共有してもらいたい。

・ルサンクワイナリー
2015年10月に新しくオープンしたNIIGATA WINE COASTで5番目のワイナリー。ブドウの力を引き出し、土地の特徴を活かした、品質の良いワイン造りを目指して、お客様に満足していただけるように精進していきたいと思います。

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5商品

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